atrie Waterblood
NoLife NoPlugs
そこまでしなくても・・・?
次々とよくそんなに違うハンドメイドプラグ作れるね。ちゃんとできてんの?
はやりも何も関係なく作っちゃうんだ。商売人だねぇ~
パクられたって文句言えないのによくやってるよね。ネットの意味わかってる?
こんな辛辣な言葉を実際に聞いた事はありませんが(笑)
”分かってるつもり病”に冒されてる人や、絶対正義論者(笑?)の方達の中にはそういった表にださない気持ちもあるのかな?
「いきなりマイナス指向か!?」 と言われてもおかしくありませんが、
人間。特に平和なこの日本ではその環境を大前提として捉えてしまっている人がたくさんいます。
(人災か天災かわからないような災害や疫病の流行が起こったりしても平和な人は平和と口にするでしょう。)
場をわきまえず何かを突き詰めれば突き詰めるほど次々と問題が生じてくるのは物事の常。
それは仕事であったり、人間関係であったり、はたまた家族であったり。
仮にすべての問題が解消されたときそこに待ち受けるのは幸せなのか?
それとも”虚無”とも言えるような喪失感なのか・・・?
釣りという趣味も例外ではなく、
ひとたびフィールドに立てば誰も攻めていない、奇異なフィールドに立つ以外は、
誰もいなくても釣り人同士の相関関係が生まれます。 (プレッシャーという言葉はいい訳くさくて(笑))
それらすべてを請け負って釣り場に挑む人が私は好きです。
だからプロアングラーは尊敬できるし、もっと公にでてもおかしくないと思います。
理解されないことが不服だと苦言をはくのもナンセンスですが、
わたしのような裏方に徹するものにさえライバル視をしてくれる方が何人もいます。
それは人生に絶対に必要なストレスとともに”張り合い”を感じさせてくれます。
ごまかしや手抜きをするとあっというまに追い越されるだけでなく、
自分が求めていくべきプラグの姿さえもあやふやになります。
この彫り込みをもっとシンプルにできれば・・・・
このコーティング材の粘度をあげてやれば・・・・・
こつこつと進められるイメージのハンドメイドプラグですが、
実はそれもゆったりと余生をすごす”イメージ”のプロモーションでもあるのです。
あせるのでもなく手を抜くのでもなく”最善の先端”を突き詰める事。
他人の正義でもなく押し付けの正義でもなく全てを請け負ったうえで
プラグが綺麗に仕上がってオーナーさんに喜んでもらえれば・・・・
どんな仕事でも同じ事でしょう。手が6本くらい欲しいですw
ハンドメイドプラグというサブカルチャーだからこそ手を抜けず、
真似事を嫌いオリジナルを愛し
作り続ける事が出来る事に どんな形であれ感謝すること。
それができなければ仕事として成立せず、熱を失い自分さえも見失ってしまうでしょう。
本当にきれいごとを並べて書いていますが、
実質こんなところ。それ以外何もないんですねコレがw
プラグの外観や次々と生まれてきたプラグ達。
書きすぎじゃね?といいたくなるようなこのコラムも含めて
何も変わりそうにありませんね^^
最近の感覚としてはルアービルダーというかっこよさげな職業(?)ではなく
”ルアー作る人” というのが最もしっくりしていて
「あ、おれルアー作る人だった!」とふっと思い返すと製作意欲が倍増しますw
いわずもがな
これはどんな職業の人にもお勧めできます。おもしろいですよ
自分の苦しい精神、環境を呪ってやまない老若男女の方々
お勧めできます。
”最前の先端”を追い求める人には。