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Style of  Explorer

For enjoy of life

注:プラグ宣伝、解説などを一切含みません。

穏やかな風に吹かれて、広い水面が揺れる通いなれた山間のフィールド。

ひさしぶりの休みにやっと辿りついた癒しの風景が広がっています。

長い間いっしょに遊ぶ事もなかった釣り友との釣行です。

一周1kmもないほどの山間の野池。

目の前には10mほどコンクリートで護岸された足場の良いポイントに

一言も言葉を交わさない釣り人が数人・・・。

まずは足場の良い所で1投と思っていただけに少し残念。

道具を準備している最中でも先行者達は一言も喋りません。

まるでお互いが何かのウイルスをもっているかのように2,3m離れてルアー釣りをしています。

一番手前に見える釣り人は、手を変え品を変え次々とプラグやワームを投げ続けています。

もうひとりはスピニングタックル一本。なにやらボトムで1点シェイクを続けているようです。

一番遠くに見える3人目は、

何のタックルかは見えませんが、ガイドにラインの通ったロッドティップだけを護岸から出し、

なおかつ自分は他の二人から自分のやっていることが分からないようにコンクリートに寝そべってw

護岸の際、ロッドからまっすぐに降ろしたラインが水面についているところも見ずに

ひたすらうつむいています。 (たぶんラインの先にはミミズでもついているんでしょう。)

 その護岸されたポイントの向こうから自転車に乗った小学生達がやってきました。

私達が、池のけわしいポイントにいきなり挑もうとタックル準備しているよりも速く、

自転車からラインの結んであるパックロッドを持ち出して、

寝そべって釣りをしている釣り人のすぐ横でブルーギルを釣りだして騒いでいます。

「ぎゃあああああああw」 「ずりぃいいいい!!!」 「裏切り者ぉおおおおお!!!」

寝そべっている釣り人には申し訳ないのですが、

ものすごく楽しそうにギルを釣っている小学生達もほほえましいのですが、

何も言わない寝釣り人の姿がおかしくて笑いをこらえるのに必死になり、

釣り友の、 「あいつまき餌してんのか・・・・?」の一言に、

大爆笑。

そこにいる全ての人間の視線をあつめるほどこっちが騒いでしまいます。

その後、

どこにいるか検討をつけながらも野池の外周を探索。

別の溜池から水が入ってきている小さな流れ込みでいい魚を発見するも、

うかつにポイントに体を近づけてしまったせいでその姿もみえなくなってしまいました。

「すまん!!!やらかしたw」

「ばっかやろうぅwwww」

タイミングを外したと感じて、野池移動を決意してから、

 

見えないストラクチャーのポイントをチェックして、

 

車を止めてある護岸ポイントに戻ると、

小学生達はいなくなっているものの、

例の3人はというと変わらず護岸エリアで釣りをしています。

タイミングが合えば三者三様、釣れる形にはなるんだろうけど、

一日ねばれる根性あるんだろうな・・・・

感心しつつも、マネできないなぁ・・・いや、マネしたくないなぁ・・・・・と。

 さて。

こんな状況、単にこれまで実際にあったことを継ぎはぎしただけで、

まずありえない事だと白状します。(笑)

 

つまるところこれはフィクション。

人間の承認欲求だとか、自己啓発、自己保身(笑)

”釣りは人生” 自分がどこまでを指しているかもわからずに発言する人もいますが、

実際の”釣りの現場”にはこんな釣り人達はいません。

”違う魚種”を生活のために釣っている人は釣り人ではなく漁師ですし、

せっかくの休みを楽しいもの、良いものにしようとするのであれば、

想像を超えるため、実体験を生かした創意工夫が必要不可欠ですよね。

繰り返しになりますが、こんな人たちはいません。

    ”魚釣りの場所”には・・・・。

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